ブレマー:米国の圧力がNATOの崩壊を招く可能性

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グリーンランド島の領有をめぐる野心を強めるアメリカのトランプ大統領と、これに反対を表明する8つの欧州諸国の間で緊張が高まっており、関税の応酬へと発展する懸念が強まっている。米調査会社ユーラシア・グループを率いるイアン・ブレマー氏が、スイス東部で開催された世界経済フォーラム(WEF)年次会合(ダボス会議)でのインタビューで、「トランプが圧力をかけ続ければ、北大西洋条約機構(NATO)が終わりを迎える可能性がある」と述べた。さらに同氏は、欧州諸国がアメリカを牽制するため、戦略協力の方向性を親中国へと転換させるだろうとも予測している。インタビューの内容は以下のとおり。

記者:トランプが掲げたグリーンランド島の要求をどう見ており、北約の崩壊につながるのでしょうか?

**イアン・ブレマー:**トランプが領土を得る要求を継続し、譲らないのであれば、それは北約の終わりを意味します。ただし、この動きはアメリカ国内でも非常に好まれません。国民は支持しておらず、正当な理由も示されていません。これはトランプの虚栄心と利己心に基づく行動です。国家の利益と大統領個人の利益との食い違いがあまりに大きい場合、それは重大な問題になります。

続きを読むにはこちらをクリックし、中国語版日経へ

日本経済新聞社とフィナンシャル・タイムズが2015年11月に合併して同一家媒体グループになりました。19世紀に創刊したのと同じく日本と英国の2つの新聞社がつくる同盟は、「高品質で、最強の経済報道」を掲げ、共同特集など幅広い分野での協力を進めています。今回、その一環として、両紙の中国語サイト間で記事の相互交換が実現しました。

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