トランプは「NATOからの退出」を検討している理由を自ら明かす:私たちはグリーンランドを欲しがっているが、彼らはそれを与えたくない。だから「さようなら」!

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アメリカのトランプ大統領は6日、ホワイトハウスでの記者会見で、「米国がNATOから離脱することも検討している」という自身の発言について対応し、その根本的な理由はグリーンランドの問題だと述べた。

トランプ氏は発言の中であらためてNATOを「紙の虎」と呼び、NATO事務総長のルッテが8日に自分と会談すると明かした。トランプ氏は「真実を知りたいなら、これがすべてグリーンランドから始まった。私たちはグリーンランドが欲しい。相手はくれない。だから『さようなら』と言う」と直言した。

NATO以外にも、トランプ氏は日本、韓国、オーストラリアを名指しで「助けていない」と挙げた。また、作戦計画を事前にドイツへ伝えていたら、情報が漏えいし、「アメリカは今のようには成功できなかった可能性がある」とも述べた。

資料によると、グリーンランドは世界最大の島であり、デンマークの自治領だ。トランプ氏は昨年、ホワイトハウスに復帰して以来、「国家安全保障」を理由にグリーンランドを得るべきだとたびたび持ち出し、一度は武力の使用も排除しないと脅したことがある。

TBSテレビの現地時間4月1日によると、米国防総省の高官であるグレゴリー・M・ギヨウ(Gregory M. Guillot)氏が明らかにしたところによれば、米側はデンマークと、グリーンランドにある他の3つの基地の使用権を得るための交渉を進めており、その中には、これまで米軍が廃棄していた基地が2つ含まれている。交渉がまとまれば、米国が数十年ぶりにグリーンランドで軍事プレゼンスを拡大することになる。

最近、ヨーロッパの複数の国が、米国とイランに関する軍事行動に巻き込まれたくないと表明している。海外メディアによると、NATO同盟国がイランへの攻撃支援を拒否した後、トランプ氏は米国がNATOから離脱することを「真剣に検討」しているという。

米国がイランに対して軍事行動を起こした後、ヨーロッパの複数の国は軍事行動に巻き込まれない意向を明確に表明した。3月30日、スペイン政府は、イランへの軍事行動に参加する航空機について領空を閉鎖することを決定し、他のヨーロッパ諸国に配備されている関連する米軍機がスペイン領空を飛行することも禁止した。さらにイタリアも最近、米軍がシチリア島にあるシゴネラ(Sigonella)の軍事基地を使用することを拒否した。加えて、オーストリア側の情報によれば、オーストリア国防省は4月2日、米側の「複数回」の要請を拒否し、米国がオーストリア領空を使用してイランに対する軍事行動を行うことを認めなかったと発表した。

また、フランス、英国、ドイツはいずれも、戦争に巻き込まれず、また有事の際にホルムズ海峡の護衛もしないと表明している。

英国の首相スター(スターマー)氏は30日、「英国は中東での戦争に巻き込まれない」と述べた。当日、同氏はイングランドのウルバーハンプトン市で上記の表明を行った。トランプ氏は「これは私たちの戦争ではない。私たちは巻き込まれない」と語った。さらに同氏は、「圧力がどれほど大きくても、誰が私たちに圧力をかけても、これは私たちの決定だ」と強調した。

ドイツの首相メルツ氏は3月27日、「政権交代」が米国とイスラエルのイランに対する軍事行動の目標であるなら、そうした目標は実現できるとは考えていないと述べた。同氏は当日、この戦いが早く終わることを望む一方で、米国とイスラエルは「ますます深みに沈んでいる」とした。米国とイスラエルに戦いを終わらせるための戦略があるかどうかを疑っており、もしあるのなら、それを成功裏に実行できるのかどうかだとみている。

メルツ氏は、中東の戦いによる経済的な結果は「非常に直接的」であり、ドイツもその負担を負う側の一つだとした。停戦協定が成立すれば、ドイツは他の関係者とともにホルムズ海峡をめぐる軍事護衛を組織することも検討できるが、そのためには国際的な権限付与と、ドイツ連邦議会の承認、そして政府の閣議決定が必要だとした。ただし、戦いが続いている限り、ドイツにとってそれは「選択肢ではない」。

(出所:日経メディアデイリー)

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