深夜3時で、私は一人で自分のアパートにいる。スマホを見て、天井を見て、またスマホを見る。何もしない。触りたくすらない。20倍のポジションで、ついさっき全額清算を食らった。2,000ユーロ。残っていたのはそれだけだった。



これは、トレードで「全部失った」と考えたときに自分の中に残っている感覚だ。口座がゼロになる瞬間ではない、もっと前だ。お金が減っていくのを見て、何もできないとき。その麻痺。

でも、どうやってここまで来たんだろう? 自分は普通の人間だった。トレーダーでもない、プログラマーでもない、特別な何かでもない。友人が言ったんだ。「10.000を入れて、見てればいい。これ、今すぐにすごい勢いで上がるから。」迷ったけど、試してみることにした。1週間も経たないうちに、10.000は16.000になった。ドキドキが止まらない興奮で、眠れない。儲けるのってこんなに簡単だと思っていた。

それ以来、自分で一人で勉強し始めた。KOLの動画、Telegramのグループ、有料コース、シグナルのVIPチャンネル。自分は進化した投資家になっていくんだと思っていた。でも実際は、負け方を学ぶための授業料を払っていただけだった。

本当の転落は、KOLたちが「次の10x」だと言っていたプロジェクトに投資したときに始まった。信じて、口座のお金のほとんど全部を入れた。価格は20%下がり、そのあと50%、さらに80%と下がっていった。そして自分に言い聞かせ続けた。「これは調整だ」「ここまで下がったんだから、もう跳ね返るはずだ」「これは長期投資だ」。でも跳ね返らない。下がり続けるだけだった。

最悪なのは?そこで止まらなかったことだ。毎月投資を続けて、少し戻るたびにポジションを増やし、「ポジティブなニュース」を見たら衝動買いしていた。暗号資産の世界ではニュースはいつも誇張されていて、希望に満ちている—でも、裏でそれを流しているのが誰かなんてわからない。

AIを餌にしたゴミみたいな暗号資産で失った。有名人が発行前に「いいね」を押していたようなプロジェクトで失った。逃げ出したGameFiで失った。そしてレバレッジ付きの契約も。仕組みなんて何も理解していなかったのに、それでも使った。ある夜、価格が急騰するのを見て、20xのロングポジションを開いた。10分後には全額清算。こうして、トレードで失った。文字通り、残っていたものすべてを。

後悔したか?もちろんだ。欲深かったこと、インフルエンサーを信じたこと、知らない分野に足を踏み入れたこと。だが、本当の後悔は損失を受け入れなかったことだった。どうしても取り戻したくて、ポジションを増やし続け、さらに沈んでいった。ギャンブルと同じだ。一度負けたら逃げない。次こそ勝てると期待してしまう。暗号資産の世界では、投資家の99%はこの運命にならない。

今残っているのはTwitterと自分の考えだけだ。30万ユーロ以上—何年もかけて貯めた貯金、未来への希望。全部消えた。もうトレードするための資金がない。私の生活は、Twitterを流し見して、相場を眺めて、少し文句を言うだけだ。

立ち直れるかどうかはわからない。でも、もう幻想に沈むことはできないとわかっている。誰かが自分の道をたどらないでほしいから、騙されただけではないと理解してほしいから、そして誰かが自分みたいに最初からやり直せるようにしてほしいから、これを書きたい。

学んだこと:KOLは友達じゃない。広告のための人脈と手数料だ。価格が爆発したときには、すでに誰かが売っている。損失を取り戻そうとしてトレードしないこと—それが最悪の判断を招く。暗号資産の世界に簡単な利益はない。本当に仕組みを理解している人が作ったスクリプトだけだ。そしていちばん大事なのは、何もわからなくても、リスク管理はできないといけないということ。

私は普通の人間だ。30万ユーロを失った。でも、それでもまだ立ち上がりたい。
GAFI1.76%
原文表示
このページには第三者のコンテンツが含まれている場合があり、情報提供のみを目的としております(表明・保証をするものではありません)。Gateによる見解の支持や、金融・専門的な助言とみなされるべきものではありません。詳細については免責事項をご覧ください。
  • 報酬
  • コメント
  • リポスト
  • 共有
コメント
コメントを追加
コメントを追加
コメントなし
  • ピン