深夜に多くの人からBTCは崩壊するのかと尋ねられ、スクリーンショットには確かに24Kを割ったと表示されていました。これを見て正直に言いますと、この相場の背後にはいくつかの怪しい点があります。

まず結論から：BTCは実際に24Kのサポートラインを割っていません。あのスクリーンショットはBTCUSD1のようなマイナーな取引ペアからのものです。これらの取引ペアの流動性はどれほど低いのか？例えるなら、小さな町の雑貨店で茅台酒を買うようなもので、一度の取引で店主の在庫を一掃できてしまい、値札も貼り直さなければならなくなるのです。

この界隈に8年以上いると、多くの初心者はこの罠にハマりやすいことに気づきます。相場の真偽を見分けるのは実は簡単で、ポイントは次の3つです。

**第一に、マイナーな取引ペアは本質的に市場の実情を反映し得ません。** こうしたペアの注文簿はほとんど機能しておらず、大きな注文一つで恐ろしいローソク足を作り出すことができます。もし誰かが成行注文を投じれば、長い下影線に驚くでしょう。でも逆に考えれば、大きな流動性のある市場ではこれも全く問題になりません。小さな池と大海を比べてみてください。石を投げ入れれば水しぶきが上がるのは小さな池だけで、大海では波一つ立ちません。BTCUSD1の値動きもこの原理に基づいています。

**第二に、主流取引所の参加度こそが価格形成の鍵です。** BTCの実際の価格は、主要な取引所の取引量によって決まります。あるマイナーな取引ペアで異常な動きがあっても、大手プラットフォームが追随しなければ、それは「自己満足の遊び」に過ぎず、市場全体には何の影響もありません。これは、屋台の価格がいくら狂っていても、スーパーマーケットの公式価格には影響しないのと同じです。

この二つを理解すれば、次にこの種の「崩壊」スクリーンショットを見ても、心の準備ができるでしょう。