米連邦準備制度理事会の議事録が来週の市場の焦点に、貴金属価格が史上最高値を更新

周囲の市場はクリスマス休暇のため休場となる一方、金、銀、プラチナの価格はすべて史上最高値を更新し、年末の貴金属の堅調な上昇を続けている。来週は元旦が近いため、世界の金融市場の流動性は引き続き低水準にとどまり、取引量は通常より著しく少なく、2026年の新年相場は1月第2週まで待つ必要があるかもしれない。

市場の注目イベントは以下の通り：
火曜日（12月30日）03:00、米連邦準備制度理事会が金融政策会議の議事録を発表；
水曜日21:30、米国の12月27日週の新規失業保険申請件数；
金曜日22:45、米国12月のS&Pグローバル製造業PMI確定値。

クリスマスと元旦の休暇のため、来週は米連邦準備制度理事会の関係者や主要中央銀行の公の発言は予定されていない。12月の会議議事録が焦点となり、投資家は利下げのタイミングに関する手掛かりや、政策立案者のインフレに対する見解に注目している。