ビットコインをショートすることで本当に利益を得られるのでしょうか？リスクは一体どれほど大きいのでしょうか。

最近、私にBTCのショートについて質問してくる人が多いので、今日はその核心ロジックをはっきり説明します。

ロング（買い） vs ショート（売り）の本質的な違い

ロングはとてもシンプル：安く買って高く売る。最大の損失は投資した元本だけ。例えば0.1BTCを35,000ドルで購入し、価格が0まで落ちた場合の損失は3,500ドル。でも上昇のスペースは無限大——もしBTCが1,000,000ドルになれば大儲けです。

ショートは逆：取引所からBTCを借りて、35,000ドルで売り、価格が下がることに賭けます。もし30,000ドルまで落ちれば、30,000ドルで買い戻して取引所に返却、5,000ドルの差益が得られます。一見良さそうですよね？

でもこれが罠です 🚨

ショートの最大利益は100%（BTCが0まで下がった場合）ですが、損失は無限大です。35,000ドルでショートした後にBTCが突然65,000ドルまで上がったら、損失は3,000ドル。さらに上がり続けたら？証拠金が足りなくなれば、取引所は強制的にポジションを清算します。これが本当の恐ろしさです。

どんな時にショートが適しているか？

• 明らかなベアマーケットの期間（2022年、BTCは65%下落、チャンスだらけ）
• テクニカルでデッドクロスが出現した場合（50日移動平均線が200日線を下回る）
• RSIが買われすぎ領域に接近している時（70以上）
• 重要イベント前の反発（例：半減期前）

初心者が知っておくべきツール

1. マージン／レバレッジ取引：借りた資金でポジションを拡大、損失も拡大。初心者にはおすすめしません。
2. 先物／パーペチュアル契約：ロングもショートも可能ですが、自動的にレバレッジリスクが伴います。

最後に

ショートは「簡単に稼げる」近道ではなく、ハイリスクなヘッジ戦略です。経験豊富なトレーダーはリスク管理のためにロングとショートを同時に持つこともあります。でも、まだロングのやり方を勉強している段階なら、ショートは考えないでください——まずはデモ口座で練習し、いきなり本物の資金を投入しないように。

世の中に無料のランチはありません。高リターンには常に高リスクがつきものです。