すべての暗号トレーダーが知っておくべき8つのトレーディング指標

買い時・売り時を勘で決めるのはもううんざり？本音を言うと、クリプトのボラティリティは、何も考えずに取引しているとポートフォリオを壊滅させる。プロと個人トレーダーの違い？彼らは感覚でなくデータを使う。

基本

テクニカル指標は、いわばマーケットの裏ワザ。出来高、値動き、モメンタムを読みやすいシグナルに変換してくれる。ただし注意点——どれか一つの指標だけに頼っても完璧じゃない。組み合わせて、シグナルを確認し合えば怖いものなし。

覚えておきたい8つ

1. RSI (Relative Strength Index)
0〜100で表示。70以上？買われすぎ。30未満？売られすぎ。シンプルだが、単独で使うのはNG——他と組み合わせよう。

2. MACD (Moving Average Convergence Divergence)
12日・26日の移動平均を比較してモメンタムを追跡。トレンド転換の発見に強いが、時にはダマシもある (2021年3月BTCのように)。自分のスタイルに合わせて期間を調整するのがコツ。

3. アルーン・インジケーター
直近高値・安値から上昇/下降トレンドを教えてくれるシンプルな指標。ただし、実際の転換より遅れるのが難点——他の指標と併用必須。

4. フィボナッチ・リトレースメント
23.6%、38.2%、50%、61.8%、100%のサポート/レジスタンスを描画。これらの水準での反発を見てエントリーポイントを探す。柔軟だが主観的——トレーダーごとに引き方が異なる。

5. オンバランスボリューム (OBV)
買い圧力・売り圧力を測定。トレンド相場で効果を発揮するが、レンジではあまり役立たない。価格と出来高が逆行したら、反転のサインかも。

6. 一目均衡表
指標界のスイスアーミーナイフ：5本の線でトレンド、転換、モメンタムを一つの雲で可視化。多機能だが習得に手間がかかる。本気でやるなら学ぶ価値あり。

7. ストキャスティクス・オシレーター
現在価格とそのレンジを比較。買われすぎ/売られすぎを素早く示す。レンジ相場ではダマシが多いので要注意。

8. ボリンジャーバンド
ボラティリティを追跡する3本の線。バンド拡大＝高ボラ、縮小＝静かな市場。上限タッチ＝売りサイン、下限タッチ＝買いサイン。動的で読みやすいが、他の指標で裏付けを取ろう。

結論

魔法の指標は存在しない。2〜3種類を組み合わせてバックテストし、自分の戦略を守ること。プロが賢いのではなく、「勘で取引しない」だけだ。