ガス代って結局なに？イーサリアムの手数料を5分で理解する

ガスは「燃料」みたいなもの

イーサリアムでトランザクション実行するには必ずガス代を払う。これって何か？簡単に言うと、ガソリンスタンドのガソリンと同じ。ブロックチェーン上の操作も計算リソース使うから、その対価として払わないといけない仕組み。

ビットコインと違って、失敗したトランザクションでもガス代は引かれる。マイナーは失敗した計算の検証にもリソース消費してるからね。

ガス代の計算式（簡潔版）

EIP-1559前：ガス代 = ガスリミット × ガス価格

現在（EIP-1559後）：ガス代 = ガスリミット × (基本手数料 + 優先手数料)

例えば、BobがTomに1 ETH送る場合：

• ガスリミット：21,000ユニット
• 基本手数料：100 gwei
• 優先手数料：10 gwei

計算：21,000 × (100 + 10) = 2,310,000 gwei = 0.00231 ETH

基本手数料はバーン（消失）される。

なぜガス代は高くなるのか？

理由は単純。ブロックサイズは限られてるのに、みんな同時にトランザクション送ろうとするから。競争になる。より高いガス代を払う方が、優先的に次のブロックに入る。需要が高い＝手数料も上がる、の単純ロジック。

解決策は？

レイヤー2スケーリングがメイン。Arbitrum、Optimismみたいなレイヤー2なら、ガス代は1/100以下になる。長期的にはイーサリアムのスケーラビリティアップグレードも進行中。

結論

ガス代が高い＝ネットワークが活発な証拠。ただしユーザー体験には大打撃。だからみんなレイヤー2に流れてる。