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好調であった東証グロース市場が軟調に 中でも過去1ヶ月の下落が大きい15銘柄 | 投資のヒント | マネクリ マネックス証券の投資情報とお金に役立つメディア
年初来で好調に推移していたグロース銘柄に陰りが見え始め、東証グロース市場は直近1ヶ月で3.1%安と、下落が顕著になっています。そこで今回は、東証グロース市場を構成する銘柄群の中から、直近1ヶ月の下落率が大きい15銘柄をピックアップし、押し目買いのチャンスがあるかどうかを確認していきます。
リストを見ると、6月初めに2度目の月面着陸に挑戦するも失敗に終わった ispace(9348)が下落率トップとなりました。また、外傷性脳損傷の治療製品「アクーゴ」の製造販売に関して、承認取得の時期が後ろ倒しになるとの見通しを発表したサンバイオ(4592)がそれに続いています。いずれもイベントに起因する失望売りが出た格好です。
ピックアップした銘柄の各種指標を見ても、グロース銘柄らしく割高感が見られ、将来の利益への期待を先行して買われていた側面は否めません。また、短期的な買われすぎ/売られすぎを測る14日RSIを見ても、売られすぎとされる20%以下の銘柄は見当たらず、反転の材料には欠ける印象です。
さらに、日経平均が4万円台をつけるなど、大型株に資金流入が見られる中で、グロース銘柄は利益確定の対象となり、資金のシフトが起きている可能性も考えられます。もちろん、ポジティブなニュースをきっかけに買いが入る場面は想定されますが、現時点では押し目買いのチャンスは限定的といえそうです。
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