Fnality、2025年9月23日にシリーズC資金調達で1億3,600万米ドルを確保

報道によると、Fnalityは2025年9月23日にシリーズC資金調達ラウンドで1億3,600万米ドルを調達しました。本ラウンドにはTemasek、WisdomTree、Citi、Tradeweb Markets、Bank of America、KBC Groupなどの機関が参加しています。この調達により、Fnalityの累計資金調達額は2億9,420万米ドルとなりました。Fnalityは、分散型台帳技術（DLT）が金融市場をどのように変革できるかを探求する研究イニシアチブとして発足しました。プロジェクトは、現金資産のトークン化を通じて証券取引の決済にブロックチェーンおよびDLTを活用することを目指す金融機関コンソーシアムによって開始されました。ユーティリティ・セトルメント・コイン（USC）プロジェクトとして知られる本取り組みの主な目的は、トークン化された取引の最終決済を可能にするピアツーピア型デジタルキャッシュ資産の創出です。Fnalityは近年着実な成長を遂げています。2019年6月のシリーズAで6,320万米ドル、2023年11月のシリーズBで9,500万米ドルを調達した後、今回の調達により同社の技術および開発見通しに対する市場の信頼がさらに強まった形です。金融インフラ分野における主要イノベーターとして、Fnalityは従来型金融市場の変革とデジタル決済・決済システムの近代化を推進しています。