Aria、2025年9月3日に1,500万米ドルのシード資金調達を実施

業界報道によると、Ariaは2025年9月3日にシードラウンドで1,500万米ドルの資金調達を実施しました。このラウンドはPolychain、Story Protocol、Neoclassic Capitalなどが主導しています。今回の調達により、Ariaの累計資金調達額は2,595万米ドルに達し、最新の企業評価額は5,000万米ドルとなりました。Ariaは、リアルワールドIP（RWIP）資産のコンプライアントなトークン化および分散化に特化したプラットフォームです。同社は、RWIP資産に対する二次取引やレンディング市場を通じた流動性支援、分散型の所有権・意思決定機能の提供、リミックスや派生作品による追加収益の創出を実現しています。特筆すべきは、本資金調達完了直後の2025年9月22日、Ariaが機関投資家向けオンチェーンIP投資プラットフォーム「Aria PRIME」をローンチし、プロダクトエコシステムをさらに強化した点です。なお、Ariaは2025年2月にも1,095万米ドルのパブリックオファリングラウンドを完了しています。これら一連の資金調達と製品開発は、Web3技術の進展とともにIP資産のトークン化が市場の注目分野となっていることを示しています。Ariaがこの分野で継続的にイノベーションと成長を遂げることで、従来型IP資産に対する新たな流動性ソリューションおよび価値創出モデルが期待されています。